アメリカの恋愛コメディ映画4選

映画『恋とニュースのつくり方』
アメリカの恋愛コメディ4選

そんな彼なら捨てちゃえば? 2009年公開

映画版・テレビドラマ共に、世界的に大ヒットした『セックス・アンド・ザ・シティ』の脚本家グレッグ・ベーレントとリズ・タシーロ原作の『そんな彼なら捨てちゃえば』及び、「恋愛修行 最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」を映画化にし、全米第1位で大ヒットした。

いつも空回りをし、運命の相手に出会えないジジ(ファー・グッドウィン)。同居7年目を迎えるが結婚する気のないニール(ベン・アフレック)と本音を隠しつつ、実は結婚したいベス(ジェニファー・アニストン)等...さまざまな事情を抱えた男女9人が微妙に繋がり合いながら、恋愛において大切なものを暗示する映画である。

25年目のキス 1999年公開

監督は『ホーム・アローン3』のラシャ・ゴズネル。全米で初登場1位を記録し、5000万ドル超える大ヒットとなった。ウィリアム・シェイクスピアの「お気に召すまま」からヒントを得て作られた作品である。

新聞社でコピーエディターをしていた25歳の主人公ジョジー・ゲラー(ドリュー・バリモア)。ある日10代の実態リポートをするため、17歳と偽り高校に潜入することとなる。そこから超オタクで真面目な彼女にとってのファーストキス、運命の相手と出会うこととなるのだ。恋や仕事に大活躍する姿を描いている。

奥さまは魔女 2005年公開

アメリカで1964〜1972年まで全254話、当時日本でも吹替版にて放送されていた大人気ドラマシリーズの映画化である。

注目すべき点は、テレビシリーズのリメイク化ではなく、「リメイクを演じる俳優」を主演にした作品であるという事。

日本では2004年頃にリメイク版テレビドラマが放送された。主演米倉京子、ダーリン役に原田泰造、母ダリア役には夏木マリが出演している。

元ビッグスターで現在は落ちぶれ気味のジャック(ウィル・フェレル)に、テレビドラマ『奥さまは魔女』リメイク版のダーリン役として依頼がくる。

そこで、魔女サマンサ役を偶然出逢った素人のイザベル(ニコール・キッドマン)に選んだ。しかしイザベルは普通の恋にあこがれ人間界にやってきた本物の魔女であった。元ビッグスター俳優と実は本物の魔女だという真実を隠し持つ素人女優、二人の関係はどう展開していくのか。見どころ満載の映画だ。

私がクマにキレた理由 2008年公開

原作はベストセラー小説「ティファニーで子育てを」。監督シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ。主演はスカーレット・ヨハンソンで、「アベンジャーズ」「LUCY(ルーシー)」でも活躍した小悪魔的女優だ。

自由な世界を満喫する為にニューヨークに来た主人公アニー(スカーレット・ヨハンソン)。ちょっとしたきっかけで上流階級の家庭で、住み込みのベビーシッターをすることになり24時間休みなく働く事になる。家庭に無関心な親と愛に飢えた我儘な子供に振り回されながらも、人としての成長・恋模様を描いた作品である。

ヒロイン(庶民)から見た上流家庭の滑稽さやリアルな実態も見どころだが、子供の親に対する愛について語られる場面があり、子育てについて重要な真理を伝えている。子育て中の方達にぜひ見てもらいたい。

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